こんにちは。療育カフェを作ろうとしているさらです。
私は元小学校教員歴15年の中で何度か、1年生の担任をしてきました。
その中には、発達障害がすでに診断されたお子さんや、グレーゾーンのお子さんもいました。
やっぱり入学前、入学後には、親御さんは心配が尽きないようでした。
一番は「この子のやる気が折れてしまわないか…」ですよね。
今親となった私は、すごくこの気持ちが良く分かります。

今日は、そんなお話!

発達障害の子がむかえる「1年生」
発達障害のあるお子さんに大切なのは、ズバリ周囲の理解。
今は、保育園や幼稚園の選択肢もずいぶん広まり、
いろいろな園から小学校へ入学してくるケースがほとんどです。
同じ園から2~3人しかいない、または1人だけだったということも、まれではありません。
同じ園で過ごしたお友だちは、何となく子どもの特性を分かってくれてるけど、初めて出会う子にとっては、とまどうこともある「発達障害」。
そこでどれだけ、子どもたちが理解してくれるかで、発達障害のある子の過ごしやすさは変わってきます。
先生と念入りに相談を!
「まわりの子は理解してくれるかな?」
ここが不安なら、新しく担任の先生となる方と、念入りに「まわりの子にどう伝えてもらうか」を相談しておくことがオススメです。
この場合、「発達障害である」ことを伝える、というわけではなく…
子どもが突飛な行動をしたときや、空気を読めない言動をしてしまったとき、
「どのように声をかけるか」
「どのように見守るとよいか」
などを先生から正しく伝えてもらうこととが大事、ということです。
その適切な関わりや温かい声かけいよって、小学校での過ごしやすさは180度変わるといって、過言ではありません。
先生に「お子さんとのかかわり方」を伝えるとよい
また、先生自身に「お子さんへの理解」を深めてもらうことも大事です。
発達障害の程度は、本当に人によってそれぞれ。
対応方法も千差万別。
「こういう風にすると、子どもはやる気を出します」
「こういう活動が大好きです」
は折に触れて、先生に伝えておくようにしましょう。
先生も一度にたくさんは覚えられませんが、
「(そんな行動をとったとしても)かわいい!」「一生懸命関わりたい!」と思ってもらえたら、これほど心強いことはありませんよね。
【まとめ】1年生の不安を乗り切ろう!
1年生の入学が不安な気持ちは、なかなか尽きないですよね。
一つひとつ駒を進めるイメージで、乗り切りましょう!
この記事が、発達障害のあるお子さんの入学を不安に思っているママの、役に立ちますように。