リタリコ 3時間 タイトル

発達障害児

リタリコの3時間コースって何してる?

こんにちは!

療育カフェを作ろうとしているさらです。

5歳になる息子が療育の大手「リタリコジュニア」に通い始めて半年が過ぎました。

レギュラーコースの3時間コースにも、だいぶ慣れてきました。

今回は、「3時間でどんなことするの?」というご質問に応えるべく、

子どもの様子とともに3時間コースの内容をお伝えします!

入室は5分前!

ハンドソープで手を洗う子どもの手

まず、リタリコの教室に入ると、手洗いをします。

自分で石鹸をつけて、水道の蛇口をひねり、手を洗います。

横に紙タオルがあるので、そちらで手をふく→ゴミ箱に捨てる、というのも訓練の一環です!

どんなに早く到着しても、実際に3時間を過ごすお部屋には、5分前にならないと入れません。

5分前に先生が、「みーなーさん」と声をかけてくれるので、先生と一緒にお部屋に入ります。

利用する子どもの数が少ない時は、「ノックして入るよ」「とんとんってするよ」なども丁寧に指導してくれます。

開始後30分は自由遊びの時間

保育園の先生に抱かれる女の子

開始後30分は自分の好きな遊びで遊びます。

我が子はマグビルドが好きなので、一生懸命作品を作り始めます。

アルファベットカードやひらがなカードで、

先生と一緒に遊ぶこともあります。

朝の会がスタート

朝の会が始まるまでには、「(時計の針が)6になったらどうするんだっけ~?」と一人ひとりに確認の声掛けをしてくれます。

大きな声ではっきりと指示をしてくれるので、何回も何回もこの確認の声を聞けます。

そうすることによって、子どもたちは見通しを持てますよね!

そのあと、朝の会の場所に(同じ部屋内の前方のスペースです)集まります。

そこには床に名前をかいたガムテープがはってあるので、子どもたちはそれぞれの場所に座ります。

さら
さら

やっぱり自分の場所があると安心です。

集まった後は、先生が持っている絵カードを見て遊びます。(絵本を読んでくれる時もあります!)

この日は、はじめにパン屋さんのイラストを見せたあと、

先生がフラッシュカードのように「メロンパン」「クロワッサン」とパンの絵を見せてくれるたびに「ある!」と答えたり、間に「にんじん」のカードが入っていると「ない!」と言ったりして、子どもたちを集中させていました。(うまい!)

はじめの活動

さて、朝の会のあとははじめの活動です。

今回は、丸や三角などの図形がかかれたカードを床にひろげて、

「まる!」と言われたら、走って取りに行くという活動をいていました。

我が子は途中で上手くできなかったので、寝転がって「先生こっち見てアピール」…

その間も先生は、他の子に指示を出し続けながら、息子の気持ちを聞いてくれました。

そしてすねて参加ができない息子には、図形を言う役をさせてくれました。(結局5分ほどで復活して活動に参加できました!)

男性が吹き出しを持っている手

療育も教育も似ているなと思うのですが、「臨機応変」ってすごく大事です!

リタリコは先生の数も多く、経験値の多い先生の様子を見て他の先生も技を習得していくので、この「臨機応変力」がかなり高いと思っています!

この活動は30分で終了します。

お部屋に入ってからすでに1時間近くたつので、子どもたちも気持ちがきれてきて、床に寝転がったり、「おなかすいた~」と言い始めたりします(笑)

でも根気よく「座る」のカードを見せて、きちんと座れてから、「トイレへ行って」「手を洗います」と次の指示を出してくれます。

一人ずつトイレに行くので、待っている子は絵本タイムです。

おやつは各自で準備し持ち込みます

おやつは「一回で食べられる量」にして、ジッパーなどに入れて持ち込みます。

我が子が好きなのは、「恐竜発掘チョコ」とマーブルチョコを15粒位のセットです↓

きちんと椅子にすわって、手指の消毒をしてもらいます。

もし忘れた場合は、リタリコで用意されたものを食べますが、あとで実費を請求されます。

おやつの時に、水筒のお茶もありますが、水筒もおやつの時間以外は別室で管理されていて、おやつの時間以外に飲むことはありません。

モニターで見ながら、子どもたちが手元にも何かもっている?と思ってのぞき込んでみると、

11時00分と11時15分の時計の針になったイラストが、ラミネートされていて、

始まる時間と終わる時間が分かるようになっていました。

さら
さら

そうやって時計にも親しんでいくんですね!

おやつが配られるときも「〇〇さーん」と呼ばれて、子どもたちが返事をしておやつを受け取るのも訓練の一環です。

おやつ後はしばし休憩

おやつを食べて満たされたら、しばし絵本をめいめいに広げてリラックスタイムです。

絵本はかごに入れられて運ばれてきます。

他の活動時は目につかない場所においてくれているのもいいですよね!

子どもはそれぞれ先生のおひざに乗ったり、読んでもらったり、先生がたくさんいてくれて本当にありがたいです。

さら
さら

3時間のコースなので、1時間半を目安に小休憩が入るイメージですね!

二つ目の活動

つぎは紙コップのタコウインナーさんみたいに切って、

「みのむしさんを作ろう」という活動でした。

はさみで切るという微細活動の他に、「工程を聞く」のも大切な学習です!

三つ目の活動

次は体を動かすサーキットです。

この日は、「トランポリン」「一本橋」「けんけんぱ」を順番にするコースでした。

(トランポリンは本当におすすめ!)

この日は7人ほどいたので、順番も待つのも大事ですよね。

しっかりと守れていました!(こういった活動もモニターで見ることができます!!

最後の30分は自由時間

三つ目の活動が終われば、自由時間となり、おもちゃが出してもらえます。

息子は10時から13時のコースなのですが、きっちり13時を過ぎるまで預かってもらえます。

早く終わるということは全くありません!

このうち最後の10分間は一人の指導員さんがサロン(待合室のようなもの)まで出てきて、

本日の活動の流れ、目的、実際の子どもたちの様子を説明してくださいます。

たっぷり3時間を過ごさせてくれる療育ってなかなか珍しいうえに、

とにかく丁寧です!!

【まとめ】リタリコはおすすめ!

3時間もしっかり見てくれるなんて、とってもお得です!

これで月4回のお値段37000円位ですが、受給者証があれば無料で通わせられることも!

ぜひ試してみてくださいね!!

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