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こんにちは!
療育カフェを作ろうとしているさらです。
さて、今回のテーマは「療育×絵本」です!
我が家の息子は、自閉症スペクトラムの診断を受けていますが、
それを知る以前は、「絵本を一万冊を読むとよい」に感化されて、息子が見向きもしない絵本を毎日読んであげてました。

当然、興味なし…。
それもそのはず。自閉症児は「興味のないもの」に対してはとことん興味ありません。
でも大丈夫!
療育時間の中で、子どもの発達段階を丁寧に確認すれば、その時期にピッタリな絵本も見えてきます。
この記事では、子育てが以下の時期にある人に役に立ちます!
- 子どもが、本に少し興味を持ち始めた時期
- 子どもに、好きなものが出てきた時期
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自閉症児・発語のない時期はこれ!
「電車が好き」ならこの2冊
「絵本が好き」までいかなくても、「電車が好き」 なら以下の2冊がおすすめです。
「繰り返し」のある本は、自閉症児にとっても安心感のあるもの。
私さらは、息子の発語がない、でも「電車は好き」な時期に、この2冊を何度も読みました。

電車が「がたんごとん」とひたすらいろいろな場面を通ります。
「がたんことん」ということばが繰り返され、それが子どもにとってハマるようです!

いろいろな電車が踏切を通過します。踏切を電車が通り続けるという安心感があります。
ちょっと古い絵本ですが、この絵本が好きな子が多いです。
療育的観点・おすすめな理由
上記2冊がなぜおすすめなのかというと、「好きなもの」を通して、ママと子どもが同じものを見る「共同注視」の力がつくからです。
共同注視は、同じ話題についてママと子どもが話すという「コミュニケーションの形」と似ています。
お話をするようになるまでは、まだ我慢の時期ですが、
この「共同注視」を意識して、絵本を一緒に読むことは、かなりおすすめです。
まねっこができる時期になったら
まねっこ(=模倣遊び)ができるようになったら、絵本に合わせて体を動かせる次の2冊がおすすめです!

ぜひ子どもを抱き上げて、「ぴょーん!」とジャンプしてあげてください。

だるまさんシリーズは、目を指さしたり、しっぽをはやしたりとユニークで面白いです。
どちらも、親や先生の動きの真似をする時期が来るので、はじめは真似しなくても焦らずに!
この模倣遊びは1歳半頃から発達すると言われますが、自閉症児はもう少し遅め、さらの息子は3歳手前くらいでした。(この時の発達年齢は1歳半でした)
まねっこができるようになると、感情やコミュニケーションの手段として手を使えるようになっていきます。
指差しができる時期になったら
ずばり定番!なこの本。
かくれている金魚を探しつつ、「ここにあった!」を指差しで教えてくれることも。
その時に、「あ~」などの喃語が聞かれたり、「あった!」などの簡単な言葉を言えるかもしれません!

発語が見られ始めた時期にはこれ!
ばけたくん(おばけ)がいろいろな食べ物を食べて変身するお話です。
繰り返し読むうちに、次に何の食べ物が登場するかを覚えていくので、子どもは言えそうな言葉や、近い言葉を話そうとします。

頑張って言おうとする姿がかわいい!

二語文が出てきた時期にはこれ!
「〇〇あった」など二語文が出てきた時期には、子どもとお話のやりとりができる絵本がおすすめ。
『せんろはつづく』は線路がいろいろなものにぶつかるので、先の展開を子どもと一緒に楽しむことができます。
「橋(はし)」という名詞や、「まわる(回り道)」などの動詞が言えるようになっていて、驚くこともしばしば。

『ふしぎなかいてんずし』は、お寿司の上にいろいろなものがのって、回転レーンから登場します。
はじめは「共同注視」や「指差し」で使い、息子が4歳半になる頃には、「ママはどれ好き?」と質問ができるようになりました!
おそらく療育時間に一番たくさん読んだのがこの本です。

まとめ
療育で使う本は、数だけでいえば決して多くはありません。
「たくさん読まなくていいの?」と焦ってしまいがちですが、
一つ一つ、「今、この力をつけているんだな」と理解しながら絵本を与えることで、
親子ともにゆったりとした時間を楽しむことができます。
Amazonから気軽に買えるので、お手持ちでなければ、ぜひこの記事からジャンプして購入してね!
この記事が、療育に絵本を取り入れたい人の役に立ちますように!
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