こんにちは!発達障害のあるお子さんを育てるママを、オンラインでサポートするさらです。
お子さんが特別支援学級や特別支援学校に通っていると、「就学奨励費」という制度を耳にすることがあります。
でもこんな疑問、ありませんか?

今回は、この対象品目について解説するよ!
実際の自治体の資料も紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
1. 特別支援就学奨励費とは?支給される費用の概要
特別支援就学奨励費とは、障害のあるお子さんが安心して教育を受けられるよう、保護者の経済的負担を軽減することを目的とした制度です。
文部科学省の方針に基づき、各市区町村の教育委員会が運営しています。
対象になるのは?
- 特別支援学校に在籍する児童生徒
- 小・中学校の特別支援学級に通う児童生徒
- 通常の学級に在籍しながら、特別な支援が必要とされる児童生徒(通級指導など)
支給の基本ルール
- 家庭の所得水準により、支給の割合や限度額が異なります
- 毎年申請が必要(前年の所得などに基づいて判定される)
- 対象経費に対して、全額または一部が支給されます
2. 就学奨励費の「対象品目一覧」|どんなものが支給されるの?
実際に支給の対象となる品目は、自治体によって細かい違いはあるものの、主に以下のような費用が含まれます。
学用品・通学用品
- ノート、鉛筆、消しゴム、色鉛筆、定規など
- 体操服、上履き、通学カバン
- 学校で使用するタブレットやPC周辺機器(必要と認められる場合)
➡ 自治体によっては、「購入時のレシート提出」が必要なケースも。
給食費
- 支援が必要なお子さんの給食費の一部または全額が支給されることがあります。
➡ 申請すれば、学校がまとめて処理してくれる場合も。
通学費(交通費)
- 公共交通機関(電車・バス)の通学定期代
- タクシー利用(医師の診断や支援が必要と判断された場合のみ)
➡ 通学距離や通学手段により条件あり。
校外活動費
- 遠足、社会見学、体験学習などの費用
- バス代や入場料、昼食代などを含むことも
➡ 行事の案内に「就学奨励費対象」の記載があることも。
修学旅行費
- 交通費、宿泊費、食費、保険料、見学先入場料など
➡ かなりの高額になるケースもあるので、支給対象になれば大きな負担軽減に。
実際の例を見てみよう!
たとえば、以下の自治体では対象品目が細かく公開されています:
※自治体によって、支給対象となる品目や条件が異なるため、必ずお住まいの自治体の教育委員会または学校に確認を!
まとめ:対象品目を正しく理解して、必要な支援を受けよう
特別支援就学奨励費は、支援が必要なお子さんの学びを支えるための大切な制度です。

これも対象だったんだ!と後から気づくケースも…
なので、申請前にお住まいの自治体の資料や学校からの配布資料をよく確認し、不明点は遠慮せず問い合わせましょう。
といっても、4月すぐにではなく、学校生活が落ち着いてきた6月ごろにプリントが配布されることもあるので、多少気長に待っていてくださいね。
この記事が「特別支援就学奨励費」の対象品目について、知りたいママの役に立ちますように!