こんにちは。
療育カフェを作ろうとしているさらです。
みんなはお子さんの発達障害にいつ気が付いた?
私さらの息子は2歳になっても発語がなく、
市の発達検査を受けた後に分かりました。
今回は、


などの声に答えていきます。
「うちの子ひょっとしたら…」と気になる方は、ぜひ参考にしてください。

自閉症スペクトラムが2歳3歳で分かることが多い理由

自閉症スペクトラムが、この時期に分かりやすい理由、
それは「1歳半健診」「3歳半健診」でズバリ指摘を受けることが多いからです。
この時点で発語がなければ「経過観察」の対象に入り、
2歳の誕生日を過ぎても発語がなければ、

と後日連絡が入ります。
市で行われる発達検査は、実費負担はなく安心ですので、一度受けてみましょう。
この発達検査の結果により、「医療機関の受診」→「自閉症スペクトラムの診断」の流れになることが多く、
結果的に、2歳3歳で自閉症スペクトラムだと分かるというわけです。
自閉症スペクトラムが疑われる行動は?【年齢別チェックリスト】
今振り返ってみると、様々な予兆がありました。
でも、それぞれの行動は、決して「発達障害かも?」とは思わない些細なことばかりです。
年齢別にリストアップしました。
0歳時の自閉症スペクトラムチェックリスト

- あまり手がかからない
- ほとんど泣かない
- 些細な事でも激しく泣く
- 夜中ちょっとした物音ですぐ起きる
- 独りで寝ていても起床時に泣かない
- 目が合いにくい
さらの息子の場合は、とにかく「手がかからない」子でした。
夜泣きもほとんどなく、入眠もスムーズで、「あれ…?」と拍子抜けするほどでした。
1歳時の自閉症スペクトラムチェックリスト

- 指さしした方向を見ない
- あやしたりくすぐったりしても笑わない
- 表情が乏しい
- おもちゃに興味を示さず、うろうろ歩き回って探索している
- 「おかあさんといっしょ」の歌遊びをしない
1歳を過ぎた頃にあれ?と思ったのは、周りの子が思った以上に、
「おかあさんといっしょ」のダンスを一緒にしていて、ママと一緒におもちゃで遊んでいたことです。
さらの息子は、親子で遊べる支援センターに行っても、とにかく歩き回っていました。
その時は、「好奇心が旺盛なんだなあ」位に思っていました。
2歳時の自閉症スペクトラムチェックリスト

- 初語がかなり遅い
- 名前を呼んでも振り返らない
- 抱っこをするのを嫌がったり、暴れたりする
さらの息子も、2歳を過ぎても発語がなかったので、さすがに「あれ?」と思うようになってきました。
名前を呼ばれても、「名前というものが分からないのかな?」と思うほど、返事や反応がありませんでした。
ただ、一定のおもちゃには興味を示すようになり、ほっとした時期でもあったので、
「遊びに夢中になっていたら、そんなものなのかも…」位にしか思っていませんでした。
また、一般的によく見られる、ママ追いもありませんでした。
3歳児の自閉症スペクトラムチェックリスト

- まだまだ発語がない(あってもわずか)
- 集団行動に適応できない
- 友達に「貸して」などの一言がいえない
- 遊びや園のルールを理解できない
2歳直前に保育園に通いはじめた息子は3歳8か月で、「うし」が言えるようになり、「ママ」と言えるまでになったのですが、
依然として、「あーそーぼー」と言われても、「いーいーよ」「だーめーよ」は言えませんでした。
集団行動も今一つよく分からないようで、みんなが先生のお話を聞いているときも、一人離れて絵本を見ていることもありました。
(4歳10か月の今では、おやま座りをしてみんなと帰りの会に参加できるようになりました!)
補足:発達検査後すぐ診断はされない
一般的に、医師は、発達検査の結果を参考にしますが、
一定程度の経過観察なしには、「自閉症スペクトラム」だとは診断しません。
現に、さらの息子も医療機関に半年、隔週で通い続けた後に診断されました。
すぐに診断するようなところは、よっぽどのことを除いて、疑ってかかった方がよいかもしれません。
まとめ

自閉症スペクトラムだと分かるのは、2歳や3歳が多いのは、
1歳半健診や3歳半健診などのタイミングで、
早期に医療機関・診断・療育へつなげようとする行政の取り組みの結果です。

決してママを、追い詰めるためのものではありません。
もし自閉症スペクトラムだと診断されて、不安な気持ちになったら、
ぜひいつでもご相談ください。
この記事が、子どもの自閉症スペクトラムを疑うすべてのママ達の役に立ちますように!