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発達障害児

発達障害の小学生(高学年)の癇癪はこう対応する!

こんにちは!

発達障害の子を育てるママを、オンラインでサポートしているさらです。

前回の癇癪の子への対応に関する記事を見て、

「高学年の子に、特に気を付けることはある?」

というご質問があったので、今回は高学年に特化して、お答えしていきます!

さら
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高学年には、高学年の対応法があります。

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1. 発達障害の小学生(高学年)が癇癪を起こす理由とは?

発達障害のある小学生の高学年になると、低学年とは異なる要因で癇癪を起こすことが増えてきます。

特に、高学年になると学校の勉強や人間関係が複雑になり、ストレスが蓄積しやすくなります。

高学年特有の癇癪の原因

  • 勉強が難しくなるストレス
  • 友達関係の複雑化
  • 自尊心の低下(周りと比べるようになる)
  • 思春期による感情の起伏(ホルモンバランスの変化)
  • 学校や家庭での期待へのプレッシャー

2. 高学年の癇癪が起きたときの対応方法とNG行動

高学年の子を持つママには以下の方法がオススメです!

◎ 癇癪が起きたときの対応方法

  • 冷静な態度を貫く:子どもの感情に巻き込まれず、落ち着いて接することで、子どもも徐々にクールダウンしやすくなる。
  • 言葉で気持ちを整理するサポート:高学年の子どもは、言葉で気持ちを伝えることができるケースが多い。「どうしたの?」「何が嫌だったの?」と優しく問いかけてみる。
  • 安全な環境を確保する:パニック状態になった場合は、静かな場所に移動させることで気持ちを落ち着ける。
  • クールダウンできる方法を準備しておく:事前に「気持ちが落ち着く場所」「ストレス発散の方法(深呼吸、絵を描く、音楽を聴く)」を子どもと一緒に決めておく。
  • 視覚的・身体的なサポート:タイマーでクールダウン時間を設けたり、ストレスを発散するためのグッズ(ストレスボール、落ち着くブランケットなど)を活用する。

✖ 高学年の癇癪対応で避けるべきNG行動

  • 感情的に叱る・怒鳴る:親がイライラしてしまうと、子どもはますます混乱し、癇癪が悪化する。
  • 「大きい子なんだから我慢しなさい」と言う:年齢に関係なく、発達障害の子どもには自己調整が難しいことを理解する。

癇癪の予防のためにできること

高学年になると、

「落ち着くために何をすればよいか(6秒数える、深呼吸をするなど)」

「苦手なことに対する代替策(漢字は書けなくても、読み方を練習する)」

などを一緒に考えられるようになります。

子どもが落ち着いていて、かつ本人の気分のよさそうな時に、一緒に考えてみましょう!

まとめ

発達障害の小学生(高学年)が癇癪を起こすのには、学業や人間関係、思春期の入り口といったさまざまな要因があります。

それらの要因を考慮しながら、我が子にとって一番よいのはどんな方法かを探していきましょう。

いつでもご相談を受けてつけていますので、悩んだらぜひ相談してくださいね!

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