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ことばの教室の効果とは?自治体の取り組み例を紹介!

こんにちは!療育カフェを作ろうとしているさらです。

今回は、「ことばの教室」についてのご質問があったので、

以下に分かりやすくまとめました!

さら
さら

お子さんを通わせてみたいなら、必見!

1. ことばの教室とは?通級指導の概要と対象児童

ことばの教室は、言葉の発達に遅れや困難を抱える子どもが、

専門の指導を受けながらスムーズなコミュニケーションを身につけるための支援教室です。

公的なことばの教室に通う子どもたちは、通常の学級に在籍しながら、週に1回または月に1回の指導を受けることができます。

◎ 対象となる児童

  • 発音に課題がある(例:サ行やラ行が正しく発音できない)
  • 言葉の理解や表現が苦手(語彙が少ない、会話が成り立たない)
  • 吃音(どもり)がある
  • 言語発達の遅れがある

言葉の教室では、こうした課題を専門の先生が個別または小集団で指導し、子どもたちの言葉の力を伸ばしていきます。

2. ことばの教室の具体的な支援内容

ことばの教室では、児童一人ひとりの特性に応じたプログラムが提供されます。

具体的な支援内容として、いくつかの自治体の取り組みを紹介します。

◎ 例1:神奈川県横浜市のことばの教室

横浜市では、ことばの教室と家庭・学校の連携が強化されており、実践的なトレーニングが充実しています。

  • 発音のトレーニング:個別指導で正しい唇や下の動かし方を学んだり、音を聞き分ける練習をしたりする
  • 吃音:正しい理解をし、気持ちを出し合ったり、仲間に出会ったりする
  • ソーシャルスキルトレーニング(SST):コミュニケーションの力を育てる

◎ 例2:福岡県福岡市のことばの教室

福岡市では、幼児期からの早期支援に力を入れており、小学校入学前からのサポートが可能です。

  • 発音指導:構文検査を行い、発声器官のトレーニングをしたり、会話の中で正しい発音ができるようにしたりする。
  • 吃音指導:吃音の知識を学び、楽な話し方ができるようなトレーニングをする。
  • 言語指導:一対一や小集団でコミュニケーションの練習をする。書く・読むことにも対応。

3. ことばの教室を利用するには?申し込み方法と効果

ことばの教室を利用するには、以下のような手続きが必要です。

◎ 利用の流れ

  1. 学校や園の先生に相談:言葉の発達について気になる点を伝える。
  2. 教育委員会や専門機関での判定:ことばの教室の対象となるかどうかを評価。
  3. 指導開始:週に1~2回、通級指導を受けながら言葉の力を育む。

◎ ことばの教室の効果

  • 発音の改善:継続的なトレーニングで正しい発音ができるようになる。
  • 語彙の増加:言葉の理解が深まり、表現が豊かになる。
  • 会話のスムーズさ向上:相手の話を聞き、自分の考えを伝える力が育つ。
  • 自信の向上:話すことへの不安が減り、積極的にコミュニケーションを取れるようになる。

まとめ

ことばの教室は、言葉の発達に課題がある子どもたちが自信を持って話せるようになるための大切な支援の場です。

そこでの効果は、ずばり、

  • 発音や語彙、会話スキルを伸ばす。
  • 適切な支援を受けることで、コミュニケーション能力が向上する。

です。お子さんの言葉の発達が気になる場合は、学校や自治体の窓口に相談し、ことばの教室の活用を検討してみてくださいね!

この記事がことばでお悩みのママの、役に立ちますように!

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