こんにちは。
療育カフェを作ろうとしているさらです。
今回は、発達障害児ママにとって、常に悩みの種である「おむつ」の問題。

おむつをしていても、支援学級に入れるのかな?
こんな風に思い、悩んでいませんか?
私さらも、あるママさんから相談を受けました。
相談されたポイントは以下の通りです。
ということで、フォロワー数が1300人を超えたインスタグラムのアカウントで、
「おむつで支援学級へ入ることはできるのか」を聞いてみました!!
すると…かなり反響が大きく、「おむつでも支援学級に通っています」という意見も頂いたので、紹介していきます。


さっそく見ていこう!
多かった意見

まず、「おむつだけど支援学級に通わせたい」と相談した場合、
「排泄ができていないと支援学校になる」と言われたことのあるママが多かったです。
そう言われると「トイトレをもっと頑張れということなのかな…」と、何だか責められているような気分にさえなります。
(決して特別支援学校がダメだというわけではありません!!)
「合理的配慮」で解決できる?
ただ、こういったケースを、「合理的配慮」として解決できる資料を見つけました!
それがコチラ↓↓
この愛知県教育委員会が出している「合理的配慮」の例として

を解決する事例を載せています。
合理的配慮の例
- 用を足す際、おまる・ステップ台を使用する。
- トイレの壁面に気持ちが和らぐキャラクターのイラストを貼る。
- トイレに行く際は、担任もしくは支援員が付き添い、補助する。
これらが「合理的配慮」に入るのだそうです。

「おむつだから支援学級は無理」ではないようですね。
なんなら、知的にも情緒的にも他の子と変わらないようなら、通常の学級の子でもおむつ可と言えます。
元教員のさらが考えてみて、現場の教員は目を丸くしそうですが、時代の変化として一つ「おむつですがお願いします!」が叶いそうです。
他にこんな事例も


などと排泄指導を一日の中に入れてくれているケースもあるようでした。
さらには、

と教えてくれたママもいました。
この場合、登下校の付き添いも合わせたら1日3往復家と学校を往復するとか…

こんなママ達の苦労を、世の中よ、早く気づいておくれ!
支援学級を希望していなくても…

そもそも、「おむつだし、支援学級でなくて支援学校を希望していたんだけれど…」というママも少なくありません。
そんなママと子どもがなぜ支援学級にいるかというと、
「療育手帳A1以外は地域の学校へ」「支援学校のキャパにより定員オーバー」で支援学級に決まったということもあるようです。
本当に自治体によって様々と思わずにはいられません…!
まとめ:おむつでも支援学級へ行ける!
今回調査してみて、「おむつでも支援学級へ行くのは不可能ではない」ということが分かりました。
(ただし自治体によりますが…)
年長になってもおむつをしていることに焦りを感じているママも多いと思いますが、
1年生になってもおむつがはずれない場合のことを考え、地域の学校ではどのように対応してもらえるのか、リサーチしておくとよいですね。
この記事が、おむつの不安を抱えているママの役に立ちますように!