発達障害児を育てているなら、必ず考えることがこれですよね。
「これは遺伝なのだろうか?」
もちろん、さらも考えました…。

今回は、発達障害の発生要因と、発達障害児を育てるママ達が陥りやすい思考を整理します!

発達障害は遺伝する?
結論から言うと、多かれ少なかれ遺伝していると考えられます。
もっと具体的に言うと、ADHDもASDも、遺伝的素因は50~60%といわれています。

言われてみれば心当たりがあるかも
顔が親に似るように、脳も全体的に似てくるのです。
こうやって言われみると、「やっぱり…」と思う方もいるのではないでしょうか。
現在では、ママを不必要に責めることのないように、
「遺伝ではない」と大々的に言われることもあり、
「じゃあ一体どうして…」と更に不安をかきたてられるケースも少なくありません。
いいんです。遺伝だって。どう受け止めていくかの方が、もっともっと大事です。
ちなみに、遺伝的要素50~60%の根拠は以下の記事を参考にしています。
【参考】AERA Kids plus:「子どもの発達障害は、親からどのくらい遺伝する?」
原因×環境

ただし、遺伝といっても、
全く同じになるわけではありませんし、
親がADHDやASDの兆候がなくても、
わずかな遺伝的素因に環境要因が影響しながら、特性となって表出することもあります。

おじいちゃんやおばあちゃんと
似ているということもあるかも
要は、それに気づけば「遺伝だ!」と思うし、気づかなければ遺伝だとは思わないわけです。
あなたは、「遺伝」と思った方が気が楽ですか?そとも不安になりますか?
発生要因は他にも
現在の研究では、他にも以下のことが、影響しているのではないかと言われています。
このうちの「年齢」については、なくはないと思っています。
でも、まだまだ分からないことの多い障害なので、
詳しく解明されるのを待っていたら、子育て終わってしまいますよね。
どう向き合っていくかを優先して、考えるようにしましょう。
身長が低いのは個性なのに…

よく「身長は個性だから」という言葉を聞きますよね。
低身長はある程度社会の中でも認められていますが、
「発達障害」となると、なんとか定型児のレベルに合わせようとしてしまいますよね。
低身長の人に無理矢理厚底ブーツを履かせたりはしないのに、
発達障害児には、通常レベルの集団生活になじませようとしがちです。
それは家庭での子育てだけでなく、学校の教育現場もまだそんな雰囲気があります。
そろそろ、発達障害を個性として、寛容に受け止める国になってもよさそうです。
【まとめ】遺伝だって大丈夫!
結論、発達障害がたとえ遺伝的なものでも、ママは自分を責める必要ありません。

受け止め次第では、逆に気持ちがスッキリすることがあります
遺伝なら、自分以外の遺伝子が関わっているのかもしれません。
それはある意味、自分責めからの救いになります。
もし、あなたがそのことで思い悩んでいるのなら、
いつでもさらに相談してくださいね。
この記事が、ママたちのモヤモヤを解決する一助となりますように!