療育をすすめられると、費用のことが気になりますよね。

でも正直、療育先をどこにするか決めるのに精一杯で、お金のことまで頭がまわらない・・・
そんな方のために、療育のタイプ別に費用をまとめました。
さらっと読める文章を心がけているので、気軽に読んでいってくださいね。
児童発達支援センター

療育の公的機関バージョンです。お住まいの自治体に1~2個しかないので、通うのがやや大変と言えば大変です。
ただし、中にいる人は全員公務員なので、一定程度の安心感はあります!
集団の中の一人として療育を受けるパターンが多いです。
費用
一般的な所得世帯の場合、月4600円程度です。
この4600円の根拠は児童福祉法にあり、一般的な収入の家庭は、自己負担額(1割)が4600円です。
銚子市の説明が分かりやすいので、参考にしてくみてください。
通所受給者証を申請することで、この金額で通うことができます。(令和元年に3歳児クラスからは無償となり、4600円さえ必要ありません!)
通う頻度は、平日に毎日、または毎週土曜日、といったコースに分かれており、2時間から4時間位療育をしてもらえます。

私は毎週土曜日の午前中、親子登園をしていました。
親子遊びが基本でした。
おやつ代は別途かかりますが、これは地区市民センターなどに納付しに行く必要があり、若干面倒でした。
児童発達支援事業所

こちらは療育の民間バージョンです。ただ完全に民間なのではなく、地方自治体が発行する「通所受給者証」を使って通うことができ、公と民が半分ずつ、といえるでしょう。
指定された項目をクリアした施設だけが、この「児童発達支援事業所」に定められるので、安心して利用できるといえます。
最近は次々と、この事業所が開設されていて、近所にあって通いやすいという方も多いのではないでしょうか。
個別指導をしている所もあります。
費用
こちらも、月4600円程度です。(児童発達支援センターと同じく3歳児クラスからは無償です)
時間は40分~多くて3時間位までと、やや少なめの時間といえるかもしれません。
こちらも、別途おやつ代がかかるところが多いです。
【参考】てらぴあぽけっと(スクロールして一番末尾に料金の記載があります)
※litalicoのパーソナルコース(個別療育)については1回2万円です。(受給者証は使えないようです)
通信療育

療育には通信講座も存在します。

これには、さらもびっくり!
今回は、大手である「四谷学院」の例にとって紹介します。
費用
就学前なら、A(年少)B(年中)C(年長)の3つの段階があり、各段階ごとに219,780円かかるようです。
分割払いだと12回払いで月2万円弱。
髙い・・・?気もしますが、子どもにとって一番落ち着くおうちで療育ができるなら、ポイント高い・・・!
先ほどまで見てきた4600円に比べるとかなり高額ですが、教材費やオンラインでのサポート込みの料金となっているので、悪くはない値段かもしれません。
【参考】四谷学院(スクロールすると最後の方に「料金の案内」があります)
まとめ
療育にも様々なタイプがあります。
どれ位通うかは、ママの裁量次第。
ただ、小さいうち、早い段階での療育は、必ずのちに「あの時やってよかった」という気持ちになれます。
だからこそ、前向きに取り組みつつ、通い過ぎて療育通いが負担にならないように、上手く調整していきましょう!
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