【本ページはプロモーションが含まれています】
こんにちは。
療育カフェを作ろうとしているさらです。
みなさんは「作業療法」と聞いてどんなことを思い浮かべる?
私は、はじめ全く何をするのか分かりませんでした。
でも、肝心の息子はというと、たぶん様々な訓練の中で、
一番この作業療法がお気に入りです。
めちゃくちゃいい顔して、訓練を受けています。
そこで、今回は、作業療法をはじめて知るママ達に分かりやすく、
「作業療法とは」をお伝えします。
作業療法で訓練する体の箇所は?
作業療法の「作業」とは、
一般的な“機械の部品に関する作業”としてではなく、
- 基本的な動作(運動だけでなく感覚・知覚の機能を含む)
- 応用的な動作(食事やトイレ、家事などで日常的に必要になる動作)
- 社会的適応能力(地域活動への参加、就学・就労などで使う能力)
などの包括的な意味合いをもちます。
ということで、作業療法で訓練する箇所は、
「手先・足先」「体幹」「脳」「体全体のバランス感覚」など多岐に渡ります。
作業訓練の内容
一般的な作業療法・訓練を受ける場合は、
小学校の1限単位と同じ40分~45分が多いです。
例えば以下のような内容が行われます。
ある日の作業療法の内容
①ボールプールやトランポリン、ウレタン積み木を使った全身運動
②オーシャンスイングなどの巨大ブランコを使ったバランス感覚訓練
③作業療法士がお手本となり、指遊びをしながら手先を動かす
④鉛筆を持って線を書いたり、粘土を使ったりして、指・握力の発達を促す

一つずつ見ていきましょう!
全身運動

ボールプールや大きなウレタン積み木の上を、行ったり来たりする全身運動は、
作業療法では欠かせないものです。
自閉症の子の多くは、感覚過敏や感覚鈍麻があり、
このような体を大きく動かすことで刺激を入れることは、とても大事です。
バランス感覚訓練

大きな座面のオーシャンスイングや、細長い筒状の座面のホースウイングも、
作業療法で多く見られるアイテムです。
自閉症の子はこのゆらゆらゆれるブランコが大好きです。
ここでバランス感覚を鍛えたり、
「どのくらいの力を入れるとよいのかな?」
と、知覚・触覚・前庭覚・固有覚と様々な感覚に働きかけたりします。
手先を動かす

お手本を見せながら、指遊びをするのも割とよく見ました。
「先生の真似してね~」と言いながら、
両手で眼鏡を作ったり、片手できつねを作ったりしていました。
眼鏡やきつねを作る際、人差し指→薬指にするなど指をかえるのも効果的ですよね。
指・握力の発達を促す

ある程度、身体を動かして、落ち着いて椅子に座れるようになれば、
鉛筆をもって、「一対一」対応の点つなぎをしたり、
訓練用の粘土(引っ張ってもちぎれません!)を使ってこねこねしたりもします。
粘土の中に小さい積み木を隠して、宝探しのようなこともしていました。
おすすめの作業療法グッズはこれ!
CanDo セラパテ【 2oz - 全6色セット】トレーニング用シリコンパテ【正規品 - ディーラー出品】
普通の粘土が、次々ちぎれて、床中が大変なことになりますが、
こちらの訓練用の粘土は、そんな心配しなくてOK!
飽きるまで引っ張り続けても、ちぎれることがありません。

我が家もさっそく買いました!
まとめ
作業療法の受けられる療育施設は限られているので、
ぜひ療育施設を探す際に、「作業療法をしてもらえるかどうか」というのも、
チェックしてみてください!
この記事が、作業療法について知りたいママの役に立ちますように。