こんにちは!療育カフェを作ろうとしているさらです。
サポートブック、うまく活用していますか?

最近、サポートブックと言う言葉がメジャーになってきましたね!
サポートブックとは、お子さんの特性や必要な配慮、成長の記録などをまとめた冊子のことです。
特に発達障害や愛着障害などの特性があるお子さんの場合、学校や、病院などでの対応がスムーズになるように、
ママが自作で、サポートブックに「サポートシート(情報を分かりやすく1枚におさめたもの)」を入れることも増えてきました。

サポートブックは一度作ったら終わりではなく、お子さんの成長や環境の変化に応じて更新していくことが大切です。
これがあることで、先生や支援者がすぐにお子さんの状況を理解しやすくなり、スムーズな支援につながります。
そこで、今回は、そのサポートブック(とサポートシート)について、ちょっと詳しくなりましょう!
サポートブックに入れるべき内容
サポートブックに入れる内容は、自治体によってテンプレート化されていることが多いです。
ただ、お子さんの状況に合わせて、ママが基本にプラスαしてカスタマイズすることもできます。
基本的には以下のような項目を入れていきます。
1. 基本情報
- お子さんの名前、生年月日、血液型
- 緊急連絡先(保護者・主治医など)
- アレルギーの有無
- 好きなもの・嫌いなもの
2. お子さんの特性
- 得意なこと、苦手なこと
- 日常生活で困ること(例:大きな音が苦手、特定の食べ物が食べられない)
- ストレスを感じる状況とその対処法
- 効果的な声かけや支援の方法
3. 医療・支援の記録
- 診断名や医療機関での記録
- 服薬の有無や注意点
- 通っている支援機関(療育センター、児童発達支援など)
4. 学校や園での配慮事項
- どのような支援が必要か(例:席の配置、休憩時間の確保)
- 集団生活で気をつけてほしいこと
- 先生に知っておいてほしいこと
このように情報を整理しておくと、お子さんに関わる支援者がスムーズに対応しやすくなります。
サポートシートの作り方と活用方法
1. シンプルにまとめる
サポートブックは、あまり情報を詰め込みすぎると読みにくくなってしまいます。簡潔に、分かりやすい言葉でまとめることを意識しましょう。
1枚のサポートシートにまとめるのもおすすめです!
イラストや写真を活用すると、さらに理解しやすくなります。
↓うこうこまーくさんのブログ記事が見やすくて参考になりますよ!
2. 定期的に更新する
お子さんの成長に伴い、特性や必要な配慮が変わることがあります。定期的に見直し、最新の情報にアップデートすることが大切です。
3. 先生や支援者と共有する
サポートブックを作成したら、学校や習い事の先生、支援機関の担当者と共有しましょう。
初めての場所や新しい環境でのストレスを減らし、適切な対応を受けるための大きな助けになります。
まとめ
サポートブックは、お子さんの特性や支援の方法をわかりやすくまとめた大切なツールです。
基本情報や特性、配慮事項を整理して記載し、シンプルにまとめることがポイントです。
また、定期的な更新や先生・支援者との共有をすることで、お子さんが安心して過ごせる環境を整えることができます。
「サポートブックって難しそう…」と思うかもしれませんが、まずは簡単な一枚シートの「サポートシート」から始めてみましょう!
この記事が、サポートブック(サポートシート)を作ろうとしているママの役に立ちますように。