こんにちは。
療育カフェを作ろうとしているさらです。
療育に通い始めると、とにかく「〇〇員さん」にたくさん出会います。
そして誰がどの役割をしているのか、よく分かりません。

いっちょ調べてみるか!と思うようになったのは最近です。
この経緯はというと、さら自身が、「相談員さん」なる人との関わりが上手くいかず、
「相談員なんて必要なの?」「断れるものなら断ろう」と考え始めたことがきっかけです。
結論、相談員と受給者証はセット、「なしにすることは基本できない」ことが分かったので、
それも含めて「〇〇員さん」についてまとめていきます!

なるべく簡単な言葉で紹介するので、安心を!
療育に関わる専門員は5種類ある
まず、以下の5種類に目を通してみましょう。
療育に関わる専門員
- 生活支援員
- 職業指導員
- 相談支援専門員
- 児童発達支援管理責任者
- 児童指導員
全部知っている!という人はなかなかいないでしょう。
この中の上2つは、主に就労の時期に活躍する人達なので、ひとまず置いておきます。
今回は下3つ、「相談支援専門員」「児童発達支援管理責任者」「児童指導員」について解説します。
療育に関わる専門員は…
相談支援専門員

まず、さらが一番はじめに「必要ないのでは?」と思った相談員さんの正式名称は「相談支援専門員」です。
各自治体の相談事業所や民間の同事業所に所属しています。
主に、福祉サービスの開始・利用・継続に関する支援や、関連機関との連絡調整をしてくれます。
この相談員については、「医療介護求人サイトジョブメドレー」の以下の記事が参考になります。

発達障害のある子どもを育てるママにとって、身近な福祉サービスは「通所受給者証」や「療育手帳」に関するサービスでしょう。
一般的には、受給者証を持ち始めると、相談員のいる相談事業所との契約するよう、自治体の窓口で説明を受けます。
「受給者証と相談員は紐づいている」と思うと分かりやすいかもしれません。
福祉サービスが間違いなく受けられるように、相談員がサポートする役目を担っています。
ということで、基本「うちは要りません」と言うことはできないようです。
ただし、相談員の数が足りない地域では、ママがセルフであちこち連絡をとる、ということもありえるようです。
相談員に関するエピソード

ちなみに…

どうして私が「相談員は要らない」と思うようになったのかというと…
医師からは「療育手帳をとって、しかるべき支援を受けられるように、手続きをはじめてね」と言われたのに、
相談員からは「(息子の名前)君くらいなら、療育手帳出ないわよ~」と軽く言われたから。
結果的に、私は相談員の意見を無視して療育手帳を申請。そしたらあっさり許可が出たので、信頼はそこでなくなりました。

今は、民間の相談事業所の相談員さんに切り替えて、上手くやっています。結局は人柄大事!
現在のさらは、現相談員に療育手帳のB2でどんなサービスが受けられるかの解説を、丁寧にしていただきました。
「B2なんて~」と何だか軽く見られていた前の人と違って、B2でも大事に受け止めて下さる今の相談員さんの方が、格段に信頼できます。
児童発達支援管理責任者
こちらの児童発達支援管理責任者は、略して児発管と呼ばれることが多い人です。
こちらも、先ほどと同じ、「ジョブメドレー」のサイトのこちらの記事が役に立ちます。

児発管は、療育機関のリーダー的存在です。
療育に来る子どもたちの成長のために何が必要か、どんなサポートが適切かを「個別支援計画書」にまとめます。
そしてそれを元に、実際に子どもの指導・訓練を行う職員への助言をしたり、家族や関係機関と面談・連携を取ったりします。
ちなみに、私の例でいくと、相談員が苦手だという話をしていたら、速やかに別の相談事業所の相談員さんに交代してもらえるよう手配してくださいました。

ありがたかったです!
児童支援員
児童支援員とは、児童発達支援センターや児童発達支援事業所で、直接子どもたちの指導・訓練・支援をする職種です。
将来的な自立や社会参加のために必要な療育をおこないます。

よくいるのは「保育園で働いていた」「今後保育園で働く予定」タイプの先生です。児童指導員も保育士も共に児童福祉に関わる資格であり、業務内容や勤務可能な施設が似ているからのようです。
児童指導員という名前の資格や資格試験があるわけではないので、教員免許や実務経験証明書などで採用されます。
私さらは、親子通園タイプの療育に通っていたので、普段から子ども・私・(児童支援員の)先生で遊んでいる時間が多かったので、実質悩み事や質問は、児童支援員さんに聞いていました。
ただ「療育手帳」のことは相談員さんの先生に聞くように言われました。そこは管轄外なようです。
まとめ:相談員は変更可能!
実際に、さらがいろいろな専門員と関わってみて思ったのは、
誰か一人でも信頼できる人が見つかれば、そこから、困ったことがあっても突破口が開くということでした。
さらの場合は、前相談員が苦手でも、児童支援員の先生⇒児発管の先生⇒相談員さんの変更が叶いました。
すると、「何でも・いつでも聞いてね」「療育手帳のことなら任せて」と言ってくださるような、
優秀な方とめぐり合うことができました。
誰か一人でも苦手な人がいたら、上手に交代してもらい、ママと子どもにとって気持ちのよい環境をいきましょう!
この記事が、専門員との関わりで悩んでいるママの役に立ちますように。