こんにちは!発達障害の子を育てるママを、オンラインでサポートしているさらです。

就学相談は、みんながするわけじゃなく、分からないことが多いよね!
今回は、就学相談時に提出する申し込みの書き方を解説していきます。
とはいえ、自治体によって違いがあるので、あくまでも一例として参考にしていただければ幸いです。

1. 就学相談の申込書とは?
就学相談の申込書は、子どもの成長や特性、就学に向けての不安を整理し、教育委員会や学校に伝えるための大切な書類です。
申込書の内容は自治体によって異なりますが、一般的には以下のような項目を記入します。
◎ 主な記入項目
- 家族構成:保護者や兄弟姉妹の情報
- 出産時の様子:妊娠・出産の経過や異常の有無
- 乳児期の発達:寝返りやハイハイ、お座り、言葉の発達など
- 幼児期の様子(就園前・就園後):生活リズム、友達との関わり、言葉の発達、行動の特徴
- 現在の困りごとや不安:学習・集団生活・コミュニケーションなど
この申込書をしっかり書くことで、子どもに合った支援が受けられる可能性が高まります。
特に、乳児期の「言葉の発達」や「ママの後追いの有無」で特性の強さなどが考慮される場合があるので、
気になったことは、忘れずに書きましょう。
2. 実際に書いた内容とポイント
私が就学相談の申込書に記入した内容をもとに、どのように書けばよいかを説明します。
◎ 家族構成と出産時の様子
出生時の体重や健康状態、発達の様子を簡潔に記入しました。
特に、出生時に何らかの異常があった場合や、発達の遅れが気になった時期については詳細に書きました。
◎ 乳児期・幼児期の特徴
- 乳児期(0~1歳):授乳や睡眠のリズム、ママの後追いなど。
- 幼児期(就園前):言葉の発達の遅れや、遊びの子のみなど。
- 幼児期(就園後):集団生活での様子や、先生から指摘されたこと。
◎ 就学に向けた不安
現在の困りごととして、以下の点を詳しく書きました。
- 友だちとの距離感が分からず、ぐいぐい行き過ぎてしまう
- 友だちの様子を見ながらでないと、全体の指示が分かりにくい
- 嫌なことがあると部屋の隅でシクシク泣いてしまい、自分から伝えられない
具体的なエピソードを交えて書くと、より伝わりやすくなります。
3. ママが書くときに意識したいこと
就学相談の申込書を書く際に、ママが意識したいポイントを紹介します。
◎ できるだけ具体的に書く
「困りごとがある」とだけ書くのではなく、
「どんな場面で」「どのような行動が見られるか」を具体的に書くと、適切な支援を受けやすくなります。
◎ 率直に書くことを恐れない
「こんなことを書いたら悪く思われるのでは?」と心配せずに、今の子どもの姿を正直に伝えましょう。
困りごとを隠すと、適切な支援が受けにくくなってしまいます。
まとめ
就学相談の申込書は、子どもの特性や困りごとを伝える大切な書類です。
書類をしっかり準備することで、就学相談がスムーズに進み、お子さんに合った学びの場を選びやすくなります。
焦らず、子どもの成長を振り返りながら書いてみてくださいね。
この記事が、就学相談の準備をしているママの役に立ちますように。