こんにちは。
療育カフェを作ろうとしているさらです。
さらの息子は現在年中クラスに在籍していますが、
就学相談に向けての市の説明会に参加してきたなかで、
「入学までにこれができるといい」
という話も受けてきました。

一朝一夕にできないものは、少しずつ準備!
そこで、今回は市側の担当者からされた話に、元教員さらが思う視点をプラスして、
特別支援学級への入学準備として、ぜひしておいた方がよいことをまとめます!

特別支援学級への入学準備はコレ!
まずは市側の話の中にあった、入学準備としてしておきたいことは次の5つでした。
- 「早寝早起き」
- 「通学路を歩く」
- 「生活体験・運動」
- 「お手伝いをする」
- 「自分らしさを伸ばす」

王道といえば、王道ですね!
それぞれに、私さらの解説をつけていきます!
早寝早起き

学校である程度機嫌よく過ごすためには、家で体を十分に休め、元気な体で登校することが大事です。
無理矢理起こして連れてきて、学校でも荒れたまま…というケース、結構あります。
また、お腹のなかをスッキリさせてから学校へ来た方が、腹痛とトイレの心配で勉強に集中できない…ということも回避できます。
そのためにも、早く起きて体調・気分を整える習慣(つまり早く寝る習慣も…!)をつけましょう。
通学路を歩く

特別支援学級に在籍する子の中には、「保護者と一緒に登校する」ことが条件になっている子もいますが、
「集団で登校する」「友だちと登校する」「保護者と登校する」のどれをとっても、
複数回通学路を一緒に歩いて、慣れておくことをおすすめします。
もしも、付き添いなしで登下校をするなら、「大人と一緒に歩いてかかった時間×2倍」の時間がかかります。
そして、その時間の間、大人がいないことによって起こりそうなトラブルを、できるだけ洗い出して下さい。

なぜなら、登下校はトラブルの宝庫。
特に、集団登下校の場合は、「誰と」歩くのかはとても大事。
可能なら配慮がしてもらえるように、
入学前にお子さんの特性を伝えつつ、支援学級の先生と打ち合わせができるとよいでしょう。
生活体験・運動

保育園や幼稚園に通っているのなら、大半は問題ないのですが、
できるだけシンプルな遊びや運動をたくさん経験しておくと、小学校生活のハードルがぐっと下がります。
例えば「ジャンケン」。
ジャンケン一つとっても、簡単な「勝ち負け」課題をクリアできるかは、小学校生活の肝とも言えます。
また、足ジャンケンは、小学校一年生の体育で登場したりもするので、
誰もが知っているような遊びは一通りできると◎です!
お手伝い(家事)

特別支援学級の子どもたちも、給食や掃除は、交流学級(普通学級)の子どもたちと一緒にします。
そんな時に、掃除の定番「雑巾絞り」ができれば、掃除の役割分担がスムーズになります。
(ただし、できないことを無理矢理させる、ということはありません。)
また、給食当番になれば、ご飯をしゃもじで器に入れたり、肉や魚などのおかずをトングではさんでお皿に入れたりもします。
(低学年のうちは、熱いスープの配膳は担任がすることがほとんどなので、これについてはできなくても大丈夫です!)
そういった活動にできるだけ参加するためにも、

家事はおすすめ!
自分らしさを伸ばす

これについては、「自分の好きなものがある」程度の理解でよいかと思います。
そもそも、年中さんや年長さんでは「自分とは…!」なんて分からなくて当然。
好きなものがあれば、多少のことにはめげずに学校生活が送れるよ、ということです。
我が家ではあまりここは意識していません。
まとめ:ポイント押さえて入学準備に取り組もう!
これだけは言える!のは、
「そこまでたくさんできなくても大丈夫!」
です。
「靴を立ったまま履ける」「服をきれいにたためる」「平仮名が書ける」などは、焦らなくてもよいかと思われます。
上記の5つも、「これが全て」ではありませんので、あまり子どもを追い詰めないようにしてくださいね。
この記事が、小学校入学に向けてドキドキしているママの役に立ちますように!