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支援学級か支援学校で迷う時は…考えるポイントをまとめました!

こんにちは!

療育カフェを作ろうとしているさらです。

このブログを読んでくれているママの中には、

来年、子どもが入学です!

という年長さんのママも多くいます。

そこでよく聞かれるのが、「支援学級と支援学校のどちらにしよう…」という声です。

もちろん、就学相談を経て、各自治体の教育委員会によって判定はされるのですが、

「最終的な判断は親」とよく言われますよね。

そこで今回は、支援学級か支援学校かを考えるポイントを考えてみましょう!

さら
さら

この記事を読めば、おおよその考えるポイントが分かります。

最も一般的なポイントは

身辺自立の度合い

給食を食べる子ども

食べる・トイレ・着替え・校内移動が自分でできるかどうか、で考えてみましょう。

全てできる必要はありませんが、どれも難しいとなると、必ず誰か一人、子どものそばにつく必要がでてきます。

通常の学校において、それが可能なのかどうかは、複数回確認した方がよいと言えるでしょう。

逆に、「トイレも自立していて、食事介助も必要なく、文字も読める」のなら、支援学校では学びがないがないので支援学級へ…と言われるケースもあるようです。

本人の特性の強さ

駄々をこねる子どもが寝転がっている

通常の学校へ行く場合、「どれだけ集団での活動に対応できるか」というのは一つのポイントとなります。

集団活動が苦痛ならば、学校の各種行事、授業など多くの時間が、子どもが不安定要素になります。

現在通っている保育園(幼稚園)で、どの程度活動に参加できているか、目で見て確かめられるといいですね。

地域の雰囲気

ランドセルを背負っている子どもたちのイラスト

地域が、「インクルーシブ教育に目が向いているか」かどうかも大事です。

一般的に学力重視の学校の場合、なかなか上手に学習に参加できないとなると、交流学級での学習に入りづらくなることも。

せっかくより多くの子がいる通常の学校へ行っても、なかなか交流できないのは寂しいですよね。

できれば運動会などの大きな学校行事、特に保護者が集まるような行事に参加させてもらって、雰囲気を体感してくるのがオススメです。

先生に余裕があるか

肩が凝っている女性

学校に配置されている支援員の数も、指標として見ておきましょう。

支援員や介助員の数が多ければ、それだけ担任となる先生の余裕につながります。

先生にはある程度余裕がないと、親の要望を聞き入れてもらえません。

学校見学に行った際に、それとなく、先生の業務負担が過重になっているかどうか、聞いてみましょう。

おむつの使用や療育手帳の区分

中には、自治体によって、こんなことを言われた方もいるかもしれません。

おむつなら、通常の学校では対応できないので、支援学校へ行ってください。
療育手帳A1の子が、支援学校の対象です。

自治体によって、どうしようもない内情があるかもしれないので、強行突破するのはよくないかもしれませんが、

この二つによって決めます、ということが、法令上どこかに明文化されているわけではありません。

自治体側には、おむつの使用や療育手帳の区分で決めるのではなく、本当にその子にとって最適なのはどちらかで判定してほしいですよね。

また、学校側にも、おむつなのは「決してママがトイトレをさぼっていたわけではない」ことへの理解が深まることを願っています。

まとめ:それでも迷ったら、それぞれのよい点を書き出して、多かった方にしよう

それでも迷った時には、支援学級のよい点と支援学校のよい点をそれぞれ書き出し、どちらか多かった方にするというのも一つの手です。

または「どうしてもここは譲れなかった(いやだった)」という点があれば、そちらをやめるのも一案です。

どちらを選んでも悩みはつきないものです。

いろいろな可能性を考え、どちらへ進むか決めた後は、その時々の状況に対応していきましょう!

この記事が、支援学級か支援学校かで悩んでいるママの参考になりますように…

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